マーケティングに関する本

売れるネットショップ開業・運営
What it's about:
ネットショップで商品を売るために必要な考え方を「集客」「接客」「追客」の3段階に分けて幅広く学べます。オリジナル商品中心なのか、型番商品中心なのか、またジャンルの違いなどショップのタイプ毎にお勧めの戦略や考え方を教えてくれるので、一通り読むことで自分が運営するショップに向いている運用方法が見えてきます。
Best lesson:
ネットショップ運用における基本的な考え方はどのショップでも同じですが、いざ施策への落とし込みとなると取り扱い商材の特徴や、販売ジャンルなどあらゆる条件によって異なります。そこにフォーカスして、ショップの運用フェーズに合わせた具体的な戦略を広く解説しているので、ECコンサルタントを目指す方にはおすすめの一冊です。ショップ運営に直接携わる方は、この本を元に課題を明確化し、更にその課題ごとの専門書を併せて読むとより深く身につくと思います。

Webサイト、これからどうなるの?
What it's about:
web制作に必要な技術周りの知識をアップデートできます。HTML/CSS/JavaScriptなどのフロントエンドの開発分野に始まりUI/UX/ワイヤーフレームなどのデザイン・ディレクション分野、SEO/コンテンツマーケティングなどのマーケティング分野、サーバー/APIなどのバックエンドの開発分野、そしてプロジェクト進行に必要なワークフローの変化や管理ツールなど多岐に渡るジャンルの、今知っておくべきトレンドが一冊に網羅されています。
Best lesson:
とにかく幅広い分野のトレンドを紹介しているので、掘り下げ方は浅めです。各分野の専門家として既に現役で活躍されている方には知識の深さとしては物足りなさを感じるかもしれません。また、あくまでも「アップデート情報」なので、アップデート前を知っていて初めてつながりのある知識として落とし込みができます。これからweb制作を勉強する初心者の方には本書はおすすめしません。情報が閉塞的になりがちなインハウスの現役webデザイナーさんか、現役webデザイナーさんでこれからwebディレクターを目指す方の視野を広げるための導入本として活躍しそうです。

右肩上がりの「ネットショップ」59の打ち手
What it's about:
ネットショップの売り上げを伸ばすための具体的な成功体験に基づく実践的な「打ち手」を惜しみなく紹介しています。あくまでも売り上げに伸び悩んだ際に頼りになる打開策としての「打ち手」ですので、ある程度の期間ネットショップの運用を経験した方向けの難易度です。深く情報を掘り下げるのではなく、手広く打ち手を紹介していますので、現状打開のためのはじめの一歩としておすすめです。
Best lesson:
全ての打ち手がどのショップにも当てはまるわけではありませんが、読むほどに納得感があり早く試してみたい、、とワクワクしてしまいます。マーケティング手法の解説本ではありませんので、この本を読んで打つべき施策の方向性を練ったうえで、さらに詳しい専門書を読むことでより理解が深まります。ネットショップの売上に伸び悩む店長さんはまず読むべき一冊です。

ネットに詳しいだけでネットマーケ担当者になってしまった人が本気でマーケターを目指す本
What it's about:
マーケティングの基本の「き」を誰にでも理解できる言葉で紹介しています。あれもやるべき、これも知っておくべき、といったグイグイ来る内容ではなく、たくさんの選択肢の中から正しい選択をできるようになりましょう、といった意図を感じます。本書を一通り実践したら事業がうまくいきますよ、というよりは、マーケティングの基本的な考え方を教えてくれる教本となります。
Best lesson:
難しい内容をとにかく分かりやすくかみ砕いて解説されていますので、マーケティング担当者さんだけでなく、マーケティングをちょこっと知っておきたいデザイナーさんや営業さんもサラッと読みやく理解しやすいです。マーケティング初級本として手に取りたい一冊です。

シュガーマンのマーケティング30の法則
What it's about:
お客様がどのように考えて商品の購入へとたどり着くのかを、人の購買心理に基づいて実際に著者が体験したストーリーと絡めながら紐解きます。そのストーリーを読み進めていくと、だれに教えられるでもなく自分の中で大きな気づきを得られていることでしょう。よくあるネットショップのマーケティング手法のように、カタカナで難しい技を淡々と紹介するのではなく、すべての手法がストーリーの中で自然と腑に落ちていくような書き方をされています。海外の事例が多く、やや古い情報もあるため、そのまま日本でのマーケットに取り入れることは難しいかもしれませんが、基本的な考え方さえ押さえておけば十分にビジネスシーンでの判断材料として活用できます。
Best lesson:
モノ売りであれば、恐らく読めば読むほどモチベーションの上がる一冊です。文章が多く感じますが、だれもが読んで理解できるような書き方(翻訳)がされていますので苦になりません。一息にすべてを読むのではなく、ベッド脇に常に置いておきその時々に気になる項目をコソッと読んで明日の商談に備えるような楽しみ方でどうぞ。

Webビジネスを勝利に導く数字力!
What it's about:
webマーケティングにおいてありがちな課題や悩みを、「数字」にフォーカスして解決を目指します。PV、KPI、CVR、SNSのフォロワー数、いいね数や各種広告のエンゲージメント数など、webを運営していく上で必ず出会う「数字」たち。その数字をどのように解釈すべきか、数値の変化をどのようにとらえるべきかの具体的な判断基準に言及しています。
Best lesson:
ある程度実践的にマーケティング戦略に取り組んだ上で、あらゆる「数字」が出揃った段階で読むことを強くお勧めします。紹介されている悩みはどれも現実的なものばかりなので、自社で実施した施策の結果と照らし合わせて答え合わせのような感覚で読み込むことで多くの学びを得られます。マーケティング手法の勉強を目的として読み始めると期待外れとなってしまうのでご注意ください。